自己肯定感の変容

自己肯定感の変容

I Feel Pretty という映画をご覧になったことがおありでしょうか?

ポップなラブコメなのかと思って軽い気持ちで見始めたのですが

最近私が気になっている「自己肯定感」とその変容を意外にもストンと表現している映画でした。

自己肯定感をざっくり言うと「私最高!」です。子供の頃は誰でもプリンセスだったしヒーローだった。

でも、この自己肯定感って、経験を重ねると「あれ?私違うのかな?」の気づきから「私、違うみたい」の疑問になり「私って違うんだ」と確信してしまい、

大人になって恋人や親しい仲の人から心から「あなたって素敵」「あなたが大好き」「あなたなら出来る」と本心から伝えてもらえて少し埋まったとしても

やっぱり幼少期ほど絶対的な自信にはなれない。

その上で、やっぱり自己肯定感を上げれる自分でいた方がご機嫌だし、そんな人や物に囲まれていたいって思える人の前向きさが私には素敵に見えます。

ストーリー

容姿に自信のない主人公レネーはある日、頭を強打します。

強打したレネーが鏡で見た自分はナイスプロポーションの絶世の美人(のつもりで何も変わっていない)。

そんなレネーは自信満々になり、前向きに人生を歩み、彼氏を作り憧れだった職業にもつきます。

周りの人を惹きつけるレネーの人間的魅力は、またレネーが頭を強打した途端消え失せます。

高級化粧品ブランドの管理職にまで昇進したレネーですが一気に自信喪失。

新商品リリースのスピーチが自己肯定感の変容をわかりやすく説明していたので、

もしかしたら誰かの心に刺さればいいな。

スピーチ

子供の頃は、誰もが自信に溢れていた。どう見られるか?よりも好奇心で動いて。

どれだけお腹が出ていようとも、パンツを食い込ませてダンスを踊ったわ。

でも、あるきっかけで疑問を抱き始める。

学校で意地悪なことを言われたり、周りの大人からそうじゃないと言われたり。

何度も自分を疑ううちに少しずつ色んな自信を失う。そうしているうちに自尊心や信念も全て消えるの。

でもそれに打ち勝つ強さを手に入れられたら?

見た目や声は関係ない

子供の頃の自信を失わないで。

誰かに、能力がない、美しくない、強くないと言われようと

私たちの強さや賢さはもっと素晴らしい。

だって私は私だから。

私は私であることを誇りに思う

それに私には誘い出してくれる素晴らしい友人がいる。

私にとって完璧な友達。私ったら、とんだ幸せ者よ

私たちは本当の女性。

私たちは素晴らしい存在

健康的でパワフルで面白い最強の女性よ

商品で人生は変わらない。変えるのはあなたよ。

あなたなら必ず変えられる。私を信じて。

この商品はそう信じる全ての女性のものよ。

あなたたちは美しい。あなたたちがこの商品の顔で当社の顔よ。

I feel pretty より

○○○こそ自己肯定感

容姿は結構簡単に変えられるんです。

服はスタイリストに頼めばいいし、ヘアメイクは専門家にアドバイスしてもらえばいい。

話し方や教養は本や実際に足を運んだり関係性を築けば身に付く。

でもね、出来事や物事をちゃんと受け入れる心構えがないまま同じことをしていても身につかないんです。

前向きに受け入れる心構えこそ、自己肯定感。

こうなれる!って思わせてくれない目の前の人が悪いんじゃなくって

こうなれる!って自分を信じてあげられない自分の心をマルっと洗濯してくれるのが自己肯定感であり、自分への信頼。

自己肯定感が低くなると自己嫌悪の渦に周りを巻き込んじゃう。

人の悪口を言って自分を肯定していたり

人の行動を見て勝手に心配して怒っていたり、

いつも何かのせいにして、腑に落ちない。

どうせ私なんて、、、

どうせ頑張ったって、、、

どうせ、どうせ、、

と卑屈になるか、

私!私を認めて!!の承認欲求の鬼になって、争いを生んでしまうよね。

そう考えて世の中に自己肯定感ばっかりになれば、

大きく見ると、

自己肯定感は世界から争いを無くすよね。

幼少期にこそ自己肯定感

先日、子供達に自己肯定感をプレゼントする企画がありまして、

すぐに両手を上げて参加しました。

自分の子供たちにも、親として社会通念なのか教養なのか?を自問しながら子供の自己肯定感のため過度な躾をしていないので、

大人になってから身につけられることは自分で気づいてもらえればいいけれど、

大人になる前に出来るだけたくさん与えたい本当に大事なことは自己肯定感。

こればっかりは都度給油できないアイデンティティですからね。

でも、大人になってからでも頑張れば肯定できる。本気で取り組めばね。

自己好転感は自分に丸をつける発言から

自信がなかったり、自己防衛感だったり、疲労だったり、不安だったりするから受け入れられない時もあるけれど、本気で自分に丸をつける発言って出来る。

例えば、我が娘。

バレエを習っているのですが、小学2年生ならジュニアクラスに入る学年にも関わらず幼児クラスでの発表会でもプライドに傷がつかない。

なぜなら、

「このクラスなら一番上手だから。そして一番お姉ちゃんで頼られるから」

彼女にとって、自己肯定感が下がってしまうジュニアクラスで切磋琢磨するより幼児クラスで一番だと自信が持てる方が大事だったのです。

私なら、自分よりも年下の小学1年生でもジュニアクラスで活躍しているのに…と引くつになるところですが、「バレエしてる私素敵!」の動機を大切にする方を選んだ娘に感動しました。

向上心も大事かもしれないけれど、自己肯定感をキープするためにやらない選択だって必要だね。

映画のセリフとは矛盾はあれど、「人と比べない」自己肯定感にとって大事なことです。

 

 

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