陰陽五行の風の時代
- 2020.11.12
- 陰陽五行説
2020年12月22日 冬至
この日に約250年続いた「地の時代」から「風の時代」に変化するんだけど、
「地」や「風」は西洋の4エレメント思想の話。
私が得意とする東洋思想の陰陽五行で、地と風の時代の解釈をしてみようかな。
詳細や根拠を話すと、分厚い本になるから、ここではサラッとね。
陰陽五行説と天体と体
この地から風への時代変化は西洋(ヨーロッパ・ギリシャ・アラブ・インド界隈)天体のお決まりごとなわけね。
東洋(中国・東アジア界隈)思想で月や太陽は陰陽そのもの。
だから、月のリズムは陰のリズム=女性のリズムで、そのサイクルや自身のルーツを活用して女性性や見た目を整えようって巡りコースでしっかりお伝えするんだけど、
要するに、天体という表現を自身と捉え、月も太陽も要素を持っていて
夜も昼も過ごせている(陰陽)一つの体の中にある、肉体的、精神的、感情的、感覚的、魂的、目に見えるものから見えないものまでを五つのエレメント(行)に分類して、理解しやすくしているのが陰陽五行説ね。
地とは土地=土
西洋でいう地のエレメントは、東洋で言う土のエレメント
地の時代に価値があったのは、所有、物質、権利
つまりちょっと重さのある実りって考えるとわかりやすいかも知れない。
東洋の土は「母なる大地」「中庸」「胃袋」「栄養」「思いにふける」
お母さんよ。ヤンチャな子たちと自分の両親、それぞれのキャラクターを尊重して受け入れ、実務で守って皆んながホッと一息つけるように調整するの
土って、陰陽の真ん中にあるの。
《陰・中庸・陽》の大まかパッケージね。それを《陰・陰・中庸・陽・陽》の5個にしたエレメントのど真ん中で陰陽の調整役。
日本人は多くの場合土の気を持ち合わせている民族だとも言われてて、
円滑で順調を目的に注意深く思慮深く、支援する気持ちが根付きやすいの。
反面、調和が取れない場合は過保護になったり、依存したり、自己不信になりやすく、気がかりなことを抱え込むのも特徴よ。
意図を明確にして、物質を受容する、その作用に感情や行動の影と光(陰陽)を表すと、こうなるのよね。
つまりね、
村を作って農地を耕して、献上しながら国を支援してるんだけど、
生活の安定のために、意図またはそれに変わる物質的なものを抱え込むって要素があるわ。
むくみに悩んでる人は「水」って決めつけてるけど、抱え込んでるなら私は「土」を疑うわ。だって、五行の特徴を表す分類の一つの五候は「湿」だもの。
五候:木火土金水の順に風熱湿燥寒
わかる?湿だけが唯一重さを持つの。西洋のそれと似てるでしょ?
不安、不安定な状態を安定させるって矛盾も「土」だし
上からドンドン圧されて固められる足元=責任感>自在感、そりゃ物思いにもふけるわよね。
風は木
西洋の風のエレメントは東洋でいう「木」の五候は「風」
いろんなものを巻き込んで、軽いものほど縦横無尽に空に舞いあげちゃう。
風に乗れば空も飛ぶし、空間や物質だって必要なくなる。
この観念は西洋も東洋も同じよね。
だから、お気軽シェアリングや宅配食がメジャーになってきたでしょ?
私、ピザとお寿司食べたいのって思ったら、それぞれの店にオーダーして届けてもらえればいいし、
ホームパーティ用のケータリングだってセッティングまでしてくれるじゃない。
自分で「頑張る」必要がないのよ。
東洋の「木」って
「グングン上に向かう」「地にも空にも属する」「目的」「洞察」「動機となる要素」「親しみやすい」
少年そのもの。みんなでドッジボールしようぜ〜!イエーイ!
チームや仲間以外の所には、余計な気遣いせずに、思いっきり体を使って風を巻き起こして面白そう!を追求するの。
でもね、頑固だし強制力とか抑圧が生まれるのも確かなの。思いっきり仲間割れ、したり欲求不満が募って、どカーーんと怒っちゃうのよね。
私、超「木」の性質率が高いから、大いに庇うとね、
全て動機はピュアなの。「やりたかった!」以上!
風の時代へ向けて、人々の感情変化予想
占い師でもなんでもないんだけど、これ、2020年9月くらいから感じてること。
「怒る人増えるよ」
地の時代の特徴でもある、年功序列とか肩書きとかで安定を得ていた年代が
定年になって、その世代を「パイセン!」って見習ってた人たちが精神的にも物質的にもジリ貧なってきてるじゃない?
「おい、俺、自分の夢よりマイホームだ出世だって現実で生きてきたのに、報われねーのかよ!」
ってね。いやいや、
大事なのは、自分以外ない。
んな、簡単に軸足変えれるかよ!ばか!できなーよ!
まさに動かしたくない土の気質で重さのあるものに価値があったのが地の時代の象徴。
土エレメントの五候は湿、湿気って手に取れるから、見えるもの手に入れるものに価値があったし、重ければ重い方が慎重で良しだったのよ。
でもね五行で手に取れる五候は地(土)だけよ。
風も熱も乾燥も寒さも、感覚で知るでしょ?
年功とか慣例とか世間体とかネバナラナイの重さを持って覚悟して歯を食いしばって重荷を背負って生きてきたんだもん。
そりゃ今まで陰陽握りしめてた手を地中から放してこそ空高く舞える陽の変換期に今までならず者だったはずの物に価値が移ると怒り始めるわよ。
爪ボロボロにして腱や靭帯酷使して、目を見開いて叫ぶの。(木の性質)
それに、木の相剋関係にあるのが土、
「もう我慢ならん!お前のせいだー!」って自爆覚悟の責任転嫁先が今までの時代なんだもん。そりゃ、ないわよって気持ち、分かるよ。すごく分かるけど、
そんな事(人)にエネルギー使ってる場合じゃないくらい、私の周りには風の時代で心地よく生きようとする人が集まるし、その環境に対応するべく
私自身、魂レベルの成長をせざるを得ないから、本当忙しいの。
自分で歩くしかない
つまり、西洋東洋関係なくこれだけハッキリと多種多様を認めざるを得ない時代に、
これが常識ですってものは、すでに崩壊している事は腑に落とした方が良い。
自分が知っているものは、この時代もはや古い。古いのはそれでも価値はあるけどアンティークとしての価値であり、それは嗜好品だと思う方が生きやすい。
それを受け入れて、いや、受け入れられなくても受け止めて生き始めると、
もっと突拍子もない出来事に出くわすわよ。
ある日突然、父が「彼氏ができた」って言ってきても、明日娘が牛の子を妊娠したと知っても、銀行がバンしようが、街がロックダウンしようが、時代が変わろうが
もう、
オッケー。オケオケ。何言ってるか今は分かんないけど
そのうち分かるっしょ、オケ。自分の事しとく〜
みたいに、結局自分の首を絞める事に時間も労力も使わない。
それが、自分で歩くってこと。
誰だって、余裕のない自分と一緒に居たくないでしょ。
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