終わらせ方は大事

終わらせ方は大事

始めたら、いつか終わる

 

これは当然のことではあるものの、

終わらせ方を雑にすると、その後自分の世界が狭くなるよって話。

 

始めるときは、気分が乗ってることが多いし、結構すんなりその世界に誘われるんだけど

終わるときは、後ろ向きな気分で向き合うことすら辛くなってることが多いから、

「つい」

本当に「つい」

雑にしてしまうん事が多くなって、そのおかげで自分の世界が狭くなる。

 

例えば、仕事、習い事、人間関係、恋愛、サークル、活動、自分の一部のような世界から

離脱しようとしている時にこそ、その事柄との思い出とじっくり向き合う事が重要だと感じてる。

 

誰しも、「なんか嫌だから辞めた」経験は有ると思うけれど、

その離れ方がマズくて、二度とそこに携わっている人に会えなくなった経験は有るんじゃないかな?

 

離脱=手放しだからこそ、丁寧に向き合う事で次のステップになるか脱落者になるかを自分で烙印を押すことになる。

 

手放しという言葉がステキな響きになって久しいけれど、手放すにもお作法はある。

その事柄に興味を持って、その扉を開いて受け入れて貰え、ホクホク動いた感情でのめり込んで、壁を超えた達成感や次の目標に突き動かされていた日々からの離脱だと言う事を忘れ、

嫌だから、つまんないから、面白くないから、自分なんて、もう限界と後ろ向きな感情に「今は」囚われ、より簡単に離脱することを目論み、時間を過ごしているかも知れない。または押すも引くもできない状況に頭が真っ白になっているかも知れない。

「今」感じている感情は事実だし、過去に感じたホクホク感情がくすんでしまっているかも知れない。

 

だが、しかし、

 

過去の感情があったから今まで続けていた事を忘れて欲しくない。

その手放しは、当時の自分への労いを込めたお疲れ様の手放しでも有る事を無下に扱って欲しくない。

 

心や体が傷ついてしまったかも知れないし、相手が話の通じない人間かも知れない。それでも離脱の時には自分がホクホクしていた時の感情とも向き合い、手放しを実行してほしい。

 

そうする事で、時間が経った時

目の前に誰が何がどんな形で現れようとも、自分や相手を責めたり避けるエネルギーを使う必要がないから。

危機意識はとてもエネルギーを使うから、自らエネルギー消費の原因を作って疲労に苦しむ人生を歩まないで欲しいから。

 

手放しのお作法はとても簡単。

過去:出会った時の感情、心動いた情景、壁を乗り越えた達成感、次の目標などのめり込んだ事柄を紙に書き出して。

書いてるうちに自分の軌跡で胸が熱くなるなら、その心境も書き出して。

面倒なんだけど、とにかく小さな事でも紙に書き出して。

現在の感情も書き出してみると、その差異に驚くと思う。で、書き出しながら悔しかったり悲しくなる時もあると思う。それも書いて出しきって。

 

そうやって、感情を整理して、それを丁寧になんども書き直したお手紙にしてみるの。

そして封筒に入れ切手を貼って、自分宛名に投函するの。数日後自分に届いた手紙に納得できたら手放せてる。

納得できなかったら、もう一度深く自分の感情を味わって書き出して清書して自分宛名で投函する。

 

これ、思春期の娘でもできる。でも取り組みが浅いから何度も手紙を書いてる。

書いてるうちに気持ちの整理のコツが掴めてきたり、感情が伝わりきる文章にしようとしたり、

 

もちろん

 

とても面倒な作業だけれど、

 

そこから逃げたら、どうなる?は自分が予測できてるから、逃げながらも取り組んでくしかない。

そこから逃げたら、その後ずっと、その手放し方で納得した気になって、いざとなれば逃げるしか方法知らないって片田舎で生活してると行き場失う生き方でしかない。

もちろん、その生き方を選択することもできるけれど、違う選択肢があるなら、取り組めば良い。

 

簡単ではないけど難しくもない。慣れれば上手に手放せるし、秒で手放せる。

長く思い煩うことの方が面倒だって大人になる程知るから、良い大人世代の私たちが手放しブームに乗っかって使ってないものは邪気だ!とか言って家中のものを断捨離するのも良いけど、自分がその物だったら残念な扱いでしょ?

環境からの離脱は人間が絡むから、人間の感情が絡むから、余計に丁寧に自分の感情と向き合って、その後の人間関係をより潤いに変えていける機会にしたい。

一つ一つに、深くありがとうを伝えられる人間が増えれば、もっと軽く生きられるのにな。

 

なかなか手放しが出来なくて、押すも引くもできず

礼節に欠いた離脱で人間関係や環境を精算せざるを得なかった私が、いかに今の状況になりえたか?は

公式ホームページの養生+再会のページでご紹介しています。

大切な自分を愛でるために出来るのは、何も余裕のある時ばかりではないのです。

余裕のない時に、どう感じどう行動するのか?がその後の自分を愛でる大きさに変化するのです。

 

 

 

 

 

 

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