やめてもいいと思う
- 2023.03.14
- セルフメンテナンス

ピアノ奏者になれないか?
そんな話を突如いただいた。
美容学校の講師枠から溢れたその数時間後に、そんな話が舞い込んだ。
とある定例会でピアノ奏者に欠員が出たが、急いで探すことになったが貴方以外だれもアテがない状態だと。
2歳からピアノを始め、ホルンで音楽大学には入学したけれど、入試や必須科目にはピアノが必要だったのは事実。
とはいえ大学の必須科目ピアノでは追試を受けて試験管に「合格したいですか?」と聞かれセーフできたほどの腕前だから、きっと150人ほどの学科年生でピアノはビリから数えた方が早かったと思う。知らんけど。
そんなこんなで通算20年はピアノに携わって、音楽大学ではギリのピアノ。かといって専攻のホルンはバッサリと(本当にあっけなく)やめて以来触れてないから、子供が生まれてからリトミックにもならないお楽しみ程度で遊ぶ程度にピアノには触れていたそれも、離婚を機にピアノが家の中になくなり全く触れてない状況でのオファー。
ヤマハ音楽教室でリトミックから初め、エレクトーンからピアノに移行しグループ上限クラスを終了し、個人レッスンに切り替え、中学の吹奏楽部でホルンに出会い音大を目指すことになり、ホルンと同時にピアニストから指導を受けて音大に行って6年目に中退して
エステティシャンにまた突如転身するという無茶振りをした。
エステティシャンとして6年勤務してから独立して8年で2サロン稼働させるくらいにはなったけど、
筋膜に惚れ込んで、エステから筋膜サロンに転換して
施術者から講師に転換した。
つまり、私の人生に大手キャリアは3年ほどで後はスキルだけ磨いて、今は教える立場を優先しているんだから。
教えるって言っても、講座を企画してヘラヘラ講座するほどにはなって、それで頂くギャランティは少なくはない。食うには困らないけど遊び散らかすほどでもない。そんな中でのピアノオファー。
実のところ避けてたんです。カラオケすら辞退するくらい人前で音楽すること避けてたんです。
でも、もしかしたら、そろそろ出来るかもしれない。と思って年初に書き記した今年の目標100に
「人前で音楽する」って書いてたのが目の前に
来てしまった。
一旦辞めても、いいと思うの。
もう、しんどい。これ以上は受け付けない。
そんな思いで離れたことでも、それ位真剣に取り組んだから天井を感じたんだから。
それ位真剣に取り組んだんだから。
そんなに真剣に取り組んだ自分を抱きしめよう。本当にちゃんと抱きしめよう。今。今しなければ後からやめたことが悔いになるから、今最大に抱きしめて「お疲れ様〜またね」ってしてほしい。
私は音楽にもエステにも、ちゃんとお疲れ様言えなかったから後ろめたさに似る天井感じた割のまだ出来たかも感情を抱いてた。だから
ピアノ奏者になれないか?のオファーを受けて、人生の回顧をしたら
辞めていいと思う。
でも手に入れたものを活用してほしいと声をかけられるタイミングが来たら、怖がらずに乗れる状況を自らが作り出せるように、辞める自分を一旦抱きしめてお疲れ様とコレでもか!とお腹いっぱいになる程の時間を持ってほしい。
辞めてもいいから、自分を抱きしめてね。
右がかつての私です。
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