筋膜とは
筋膜は「きんまく」と読みます。体の水分や組織を覆っている全ての膜です。内臓からプロポーションまで筋膜で覆われていると言って良いくらいです。
筋膜と表記すると筋肉に付属している膜を想像するため、最近では膜としての機能を重視してファシアと呼ばれることもあります。
人間一枚皮とは言いますが、筋膜は肌組織、筋肉組織、内臓組織にとどまらず体を3D化して骨格、液状組織にまで存在しています。なぜなら筋膜の主成分はコラーゲンやエラスチンなどの水分組織で構成され、人間の60%をもしめる主要構成成分である水分は健康的な体さらには美容の要となる成分です。
筋膜を調整することは、水分を「組織的に」調整することになり皮膚表面〜体内組織、つまり骨格や筋肉、血管や肌組織など全身の美容と健康の要となる体内水分を適所適量へ届ける事と同意です。
筋膜は骨・筋肉・内臓・皮膚までも支配できる
筋膜の役割は、体の組織を組織化し支えあいです。
ですが、組織的に筋膜はゆがみ、ねじれ、伸びて縮みます。そして絡まり合うことで何気ない動作に負担が出始め、体のまとまり感が薄れます。
筋膜の不調は全身タイツがたるんだり、引きつったりしている状態です。
そのままいると、
- 内臓の位置が下がり
- お腹がでっぷりし
- 代謝が落ち
- 肌にハリがなくなり
- 疲れが取れにくく
なります。