ジャコウネコ珈琲
- 2019.11.17
- 未分類
世の中には、水から貴金属まで高級と呼ばれるものがあって、
珈琲にもその世界があるのは知ってたけど、世界中で3%しか出回っていないと言われるスペシャルティコーヒーを上回るコーヒーに出会いました。
ジャコウネココーヒー
ジャコウネコ珈琲をご存知でしょうか?
なんでも食べるジャコウネコという猫が、コーヒー豆を丸呑みして、排泄したコーヒー豆から収穫したコーヒー豆です。
早い話が、ネコのウ◯コに出たコーヒー豆からできたコーヒー。
そんな冗談みたいなコーヒーをバリで初体験してきました。
バリの食堂でたまたま出会ったインドネシア2位バリスタ、アンディー。
せっかくだからお店にお邪魔してバリコーヒーを楽しませてもらおうと思っていたら、どうやら幻のコーヒーと言われるジャコウネコ珈琲がお店のウリみたい。
写真のネコがジャコウネコ。
そして、右端のかたまりがジャコウネコ珈琲豆、つまりジャコウネコの…
もはやカオス!
ジャコウネコ珈琲はコピルアクというそうです。
コピはインドネシア語でコーヒー、ルアクはジャコウネコ。
で、このカオスにどれくらいの価値があるかというと、世界への年間輸出量が300㎏。
日本国内で流通しているジャコウネココーヒー豆の相場は100g10,000円〜20,000円。
コーヒー1杯だと5,000〜8,000円でした(インターネットセルフ検索結果)
日本は世界的なコーヒー消費国となり、2017年12月時点でのコーヒー輸入量は、European Union、アメリカに続き世界第3位です。2017年のコーヒー輸入量(生豆換算計)は約46万トンでした。2016年度の調べでは、国民の一人当たりが1週間に飲むコーヒーの杯数は、約11.1杯。これからも、コーヒーは日本人に愛されていくことでしょう。
引用元:味の素AGF株式会社
日本で年間流通するのが約46万トンと知れば、年間世界流通300kgの豆がいかに希少品かに納得。
コーヒー1杯(140ml)淹れるのに12g使用します。
100g20,000円の豆で8杯分のコーヒー…
自分で淹れても原価2,500円のコーヒー…
ひっくり返りそう。
天然と飼育
そんなジャコウネココーヒーにも、天然ものと飼育ものがあるそうで、
天然と飼育では豆の色から違います。
右が天然、真ん中が飼育、左はお腹の調子が悪かったときの悪い豆。
色が全く違うように、味も全く違うんですって。
コーヒー豆にオスとメス!?
知らなかったのですが、コーヒー豆にはオスとメスがあるそうです。
メスの方が9割、オスは1割しか取れないそうです。それを選り分けるこのお店
つまり、希少なジャコウネコ珈琲でもオス豆メス豆を選り分けるこのお店で
人生初ジャコウネココーヒーのオスとメスの試飲をさせてもらいました。
いざ試飲
味の違いが分かるよう、まずは
左:スーパーのコーヒー
真ん中:トラジャコーヒーメス
右:トラジャコーヒーオス
キンタマーニコーヒーはインドネシアでもジャワで取れたもの。これも高級な珈琲なんです。
メスとオスなら、オスの方が深い。濃い。
アンディーが熱弁を振るってくれています。
そして、幻のジャコウネココーヒー登場
上の白いカップね。(キンタマーニのオスも追加試飲で登場)
ビックリするくらい美味しい。
スプーンですくって、すすり飲むんだけど、
ジャコウネココーヒー、美味しい!!!
スーパーのコーヒー美味しいよって思ってたけど、ジャコウネココーヒー飲んだら、、、
その価値あり
日本なら1杯5,000円、ここでも試飲で9ドル。
コーヒーに対する値段だけで見るとちょっと手を出しにくいけど、
・天然ジャコウネコのう◯こ探し
・それを丁寧に豆にして
・オス豆メス豆分けて
・焙煎して
・挽いて
・トリップ技術と温度管理など
この一杯になるまでの労力とスキル、
本当こういうのは価値あり。
数字には、その背景があるんだよ。ホント。
色んな工夫や努力があって、研究や追求があって、
それにかける情熱や愛情があるから、渾身の1杯になる。
私、もう全身の毛穴がゾワゾワーーー!ブルブル!としました。
コーヒー豆を譲ってもらって帰国することもできます。
淹れ方は動画で教えてもらいました。
豆の味は楽しめても、きっと同じ味にはならないでしょう。
だってプロが淹れてくれたんだもん。
それも承知の上で、
お店でパッキングされたオス100g、メス200gを買わせてもらっています。
日本からオーダーすることも可能ですが、
その時にはきっとアンディーに会いに行きます。
こちらのお店
住所は Jl.Kubu Anlar No.21F Kuta-Bali-Indonesia
バリの現地ツアーも手配してくれるから、彼の案内で1日存分に楽しませてもらったよ。そして何より彼が手配してくれる現地ガイドさんがとってもイイ!
日本語話せるし、気遣い上手だし、こちらの我儘だってなんのその、そして安価。
言うことなし!
またアンディーに会いに行こう。
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